国連WFP「WFPウォーク・ザ・ワールド大阪」開催
執筆者:shirai
国連WFP協会は5月27日、チャリティーウォークイベント「WFPウォーク・ザ・ワールド大阪」を大阪城公園で開催した。同協会は、国連世界食糧計画(WFP)を支援するNPO法人。途上国の子どもたちの飢餓撲滅を推進することを目的に行われている同イベントは、横浜で2005年から(2011年を除き)毎年開催しており、今年5月13日に13回目を開催。大阪では今回3回目の開催となり、元阪神タイガースの選手であり、野球解説者・スポーツキャスターとして活躍する亀山つとむさんがゲストとして参加するほか、親子連れなど1,286人が参加し、大阪市内の名所を巡った。開会式にて、同協会の安藤宏基会長は、「今回、約1,300名の方にご参加いただき、その参加費の一部が飢餓で困っている子どもたちの学校給食プログラムとして寄付されます。全世界の人口74億人のうち、1割以上の8億人の方が飢餓で食に困っています。昨年は約122万円の寄付によって、約4万人の小学生が給食を取ることができ、大変喜んでいただきました。飢餓の状況の中では、子どもも労働力の一つです。子どもたちが学校で教育を受け、食事をすることは、その国の発展に重要なことです。皆さまの寄付金がそのようなことに役立っています。WFPの会長として熱く感謝申し上げます。」と挨拶。また、ゲストである亀山つとむさんは、「現役時代、色々な方に助けていただき戦うことができました。しっかり戦うためには食は大切なことと思っております。今回イベントの主旨に賛同し参加させていただきます。日本にいると、貧しい国の子どもたちがなかなか食事を取れないことをなかなか考える機会がないですが、食ということを考えながら歩きたいと思います。」と話した。イベント参加費の一部は、国連WFPの学校給食支援に寄付され、寄付金額は後日ホームページ(www.wfp.org/jp)にて、を報告される。