早稲田大学「喉の不調に備える テアフラビン喉飴」開発
執筆者:motoe
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構の高見澤菜穂子次席研究員(研究院講師)、矢澤一良(やざわかずなが)上級研究員(研究院教授)らの研究チームは、榮太樓總本鋪と共同で、喉の不快感改善効果を有する紅茶ポリフェノール(主にテアフラビン類)を配合した「テアフラビン喉飴」の開発に成功した。本研究グループは、従来の「喉の調子が悪くなってから舐める喉飴」ではなく、「喉のイガイガに備えるための喉飴」をコンセプトに機能性喉飴の開発を推進。これまでも、紅茶ポリフェノールのインフルエンザ感染予防効果が論文上知られていたこともあり、「紅茶うがい」という習慣にヒントを得て製品化を果たした。紅茶ポリフェノールは一般的に渋味があるが、味と機能性の確保に成功し、「紅茶博士のテアフラビン喉飴」として9月10日に榮太樓總本鋪から発売の運びとなった。