宝酒造「松戸工場 缶チューハイ製造設備増強」

      執筆者:motoe

宝酒造は、拡大するチューハイ市場に対応するため、東日本の基幹工場である松戸工場(千葉県松戸市)の設備増強を図り、缶製品充填設備を新設することを発表した。今回は35億円を投資し、新たに缶製品充填設備を導入することで、販売数量の増加への対応と生産効率の向上を図るとしており、稼働は2019年9月を予定している。昨今、消費者のニーズが多様化するなか、チューハイ市場は、甘くない、高アルコールの辛口商品を中心に食中酒としての需要が増加、今後もこのカテゴリーは市場がさらに拡大していくものと推測される中、同社では、基幹商品であるタカラ「焼酎ハイボール」や「樽熟成焼酎ハイボール」等の育成を行うとともに、今後とも同社の強みを活かした新ブランドを積極的に投入しチューハイ市場の活性化を図っていきたいとしている。【生産設備増強概要】■工場所在地:千葉県松戸市新作字高田111番地 ■内容:缶製品充填ライン新設、製造関連設備増強 ■現地工事開始:2019年5月(予定)■竣工・稼働:2019年9月 (予定) ■設備投資額:35億円