東洋ライス「無洗米宣言サミット 持続可能な社会」
執筆者:編集部
東洋ライスは11月15日、無洗米サミットを明治記念会館で開催、サミット終了後「無洗米宣言」が行われた。無洗米宣言はBG無洗米の消費拡大により、環境負荷を一層減らします、食べる者を満足させ、健康に寄与します、など4項目からなり、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を順守することを誓った。サミットでは同社雑賀慶二社長が「無洗米は米のとぎ汁による環境汚染を防ぐために開発した。今や白米の6,1%のシェとなった」と報告があった。無洗米製法により、これまで27年間の環境汚染物質はCO2が48万t、BOD12万t、ヘドロ沈殿物ドラム缶で385万本、油10万本、リン、チッソ4000tが削減されている。また、環境以外の価値として無洗米は栄養成分の流失を防ぎ、節水、時短、米のとぎ汁による清掃軽減、糠の再生肥料化などメリットが生まれている。