スーパーマーケット・サミット田尻一社長近況報告
執筆者:編集部
首都圏を中心に店舗展開するスーパーマーケット・サミット㈱田尻一社長は8月25日、スーパーマーケット統計調査発表会の席上、同社の近況についておおむね次のように語った。7月全体の数値については同団体が発表した数値とほぼ同じで、売り上げは前年同月比100,2%。8月については猛暑の影響で120%と大幅に伸びている。暑さのおかげで夏物飲料の貢献が目立っており、売り上げは順調。一方、利益については利益率が低く、儲けにならない。販売方針については価格訴求ではなく、戦略的発想が必要、7月に実施した沖縄家庭料理フェアでは15,5%増収となった。ポイントカードについては普及率72、4%で、売り上げ構成比は79、15%、客単価は1985円で、一般客より高くなっている。新店計画についてはこれからも積極的に進めていく。スーパーマーケット業界全体がオーバーストアといわれているが、効率性と企画性で優良店を展開したいと語った。