モスフード「病院・介護施設向け減塩ハンバーガー」開発

      執筆者:motoe

モスバーガーを展開するモスフードサービス(代表取締役社長:中村栄輔、本社:東京都品川区)では、病院・介護施設向けのハンバーガー商品を開発し、7月28日より提供を開始する。今回提供するのは、日清医療食品(代表取締役社長:菅井正一、本社:東京都千代田区)が全国の病院・介護施設などで展開する食事サービス向けメニュー。同社では、モスバーガーブランドを生かした新たな販売チャネルへの商品提供拡大を進めていおり、2011年に開始した国際線旅客機向けメニューは、これまで9年間にわたり提供を続け高い人気を得ている。今回、その機内食提供のノウハウを生かしながら、病院・介護施設に合わせた塩分の低減とおいしさを追求した商品開発をすすめ、塩分を既存のモスバーガーの約35%に抑えた病院・介護施設向け「モス特製ハンバーガー」が完成。高齢者でもおいしく食べられるよう、バンズ(パン)、パティ(肉)を柔らかく仕上げたという。また、お肉が苦手な方には、モスバーガー店舗で提供している大豆由来の植物性たんぱくを使ったパティ(ソイパティ)を使用。今回のメニューは、日清医療食品からの要請を受けて共同で商品開発が行われたが、日清医療食品は、全国約 5,300 件の病院・介護施設向けに食事提供サービスを行う業界のトップ企業。今回、日清医療食品は同社を含む3社のコラボレーションによる特別メニュー「みんなの日曜日」の提供を開始するが、「みんなの日曜日」は、「入院前や介護施設への入所前にいつも楽しんでいた日曜日を!」をコンセプトに、日曜日に外食をしていた時の気分が感じられる食事を提供する日清医療食品の新たな取り組みとなる。【概要】■提供商品:おでかけランチ(モスバーガー)(モス特製ハンバーガー、ミニポテト、サラダ、野菜ジュースのセット) ■商品提供先:日清医療食品株式会社「みんなの日曜日」(病院・介護施設向け食事の日曜日限定サービス/毎月1回昼食時) ■想定提供数量:約48万食(2019年7月~2020年3月までの想定提供量)