SVB「生ホップ超特急」シリーズ3品新発売

      執筆者:shirai

スプリングバレーブルワリー(以下SVB)は、毎年フレッシュホップフェスト期間中に発売する、とれたての日本産ホップの爽やかさとみずみずしさを楽しめる「生ホップ超特急」シリーズ3品をSVB東京とSVB京都で発売する。SVB東京では、「生ホップ超特急 IBUKI オブ・ザ・イヤー」を10月11日に、「生ホップ超特急 新品種β」を10月18日にそれぞれ数量限定で発売。また、SVB京都では「生ホップ超特急 MURAKAMI SEVEN」を数量限定で10月11日より提供を開始する。「フレッシュホップフェスト」はその年に収穫したばかりの日本産ホップを使ったクラフトビールの”香り”を楽しむイベント。「フレッシュホップフェスト2019」は日本ビアジャーナリスト協会や全国のクラフトブルワリー81社、ホップ生産者、各地の販売店や飲食店とともに、9月1日から11月30日までの約3カ月間に渡って全国で開催しているイベント。ホップは「ビールの魂」とも呼ばれ、ビールに香りや苦みを与える。通常のビール造りでは、ホップを収穫後、品質を保つため乾燥させて使用するのが、「生ホップ超特急」シリーズ3品では水分が含まれている状態のとれたてのホップを生のまま凍結し、細かく砕いて使用する特許技術を用いている。SVB東京で提供する「生ホップ超特急 IBUKI オブ・ザ・イヤー」は、2018年最優秀ホップ栽培者として表彰された、秋田県横手市大雄ホップ組合 安藤正士氏の栽培した「IBUKI」を使用しており、「IBUKI」の特長である爽やかで青々しい花のような香りを楽しむことができる。また、「生ホップ超特急 新品種β」はキリンの“ホップ博士”こと村上敦司が育種した岩手県遠野市産の希少な日本産ホップ「新品種β」を使用。同ホップはまだ正式な名称が付いておらず、他のホップにはない青りんごのような香りとフレッシュホップならではのみずみずしい香りが特長で、今後栽培面積の拡大が期待されている。また、SVB京都で提供する「生ホップ超特急 MURAKAMI SEVEN」は岩手県遠野市で栽培している希少な日本産ホップ「MURAKAMI SEVEN」を使用。同ホップも「新品種β」と同様に村上敦司が育種した品種で、イチジクやマスカットのような海外のホップ品種にはない、独自の香りが特長で、他のホップ品種と比べ収量が多く栽培も省力化できることで注目されている。キリンビールは、100年前にホップの国内試験栽培を開始し、日本産ホップ育成の取り組みを進めてきた。一方で、生産者の高齢化や後継者不足により、日本産ホップの生産量は最盛期に比べて大きく落ち込んでおり、同社は、「Tap Marché(タップ・マルシェ)」を通じて日本産フレッシュホップを使った商品を展開することに加えて、岩手県遠野産のとれたてホップを使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」も10月29日(火)から発売することで、多くの方に日本産ホップの魅力を発信していく。■商品名:①「生ホップ超特急 IBUKI オブ・ザ・イヤー」 ②「生ホップ超特急 新品種β」 ③「生ホップ超特急 MURAKAMI SEVEN」 ■原材料:①大麦麦芽、ホップ ②大麦麦芽、ホップ ③大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、米麹  ■発売日:①10月11日 ②10月18日 ③10月11日 ■アルコール分:①6.0% ②6.0% ③5.5% ■提供場所/容量/価格(税込み):①SVB東京/レギュラーサイズ(360ml)/1180円 ②SVB東京/レギュラーサイズ(360ml)/1180円 ③SVB京都/レギュラーサイズ(360ml)/1180円