モスフード「フルセルフレジ」テスト導入開始

      執筆者:motoe

モスバーガーを展開するモスフードサービス(代表取締役社長:中村栄輔、本社:東京都品川区)では、無人のレジで客自身で注文・会計をしてもらう「フルセルフレジ」のテスト導入を開始する。近年、少子高齢化の影響などにより、さまざまな業界において慢性的な人手不足が課題となり、店舗運営の効率化がますます必要となってきていることから、同社では2018年11月に一部店舗において、客自身に会計をしてもらうセミセルフレジの導入を開始するなど、店舗運営の改善に取り組んできた。セミセルフレジ導入によって都市型店舗では人時売上高が15%以上向上するなど、一定の成果を出しているという。さらなる改善のために、今回導入するフルセルフレジは、タッチパネル形式で注文から会計までを操作してもらうタイプのもので、まずは12月3日より「モスバーガー秋葉原末広町店」(東京都千代田区)、12月10日には「モスバーガー十日市場駅前店」(神奈川県横浜市)にてスタート。2020年 3 月ごろまでに約20店舗へとテスト導入を拡大する計画。国内においてフルセルフレジの本格導入に向けたテストをするのは、今回が初めてとなるが、2店舗でのテスト導入後、立地や店舗の状況を踏まえ、順次導入店舗を拡大していく予定だ。