国分「パン粉の未来を考える」発信

      執筆者:motoe

国分グループ本社(本社:東京都中央区、会長兼CEO:國分勘兵衛)は、「パン粉の未来を考える」を作成し、得意先へのソリューション提案を開始した。同社は、「食のマーケティングカンパニー」の実現のため、「未来予測」をテーマとした食の未来を読み解く提案で、グループ全体のマーケティング力と営業力の強化に取り組んでおり、その一環として、食品総合卸売業でありパン粉の製造メーカーでもある同社が、今回「パン粉の未来を考える」を作成・発信。パン粉市場は、世帯人数や調理機会の減少で、一般家庭での消費は縮小の傾向にあるが、実際には、喫食の場面では冷凍食品や惣菜、外食店などのメニューや商品として、さまざまな食生活で使われているのが現状。直近では新型コロナウイルスの感染拡大により内食需要が増加、揚げ物を手作りする人が増えたことでパン粉の価値が改めて見直されている。また、揚げ物以外にもお好み焼きなど今までになかったメニューへの広がりが見られることから、パン粉市場の未来は明るくなったと考えられる。「パン粉の未来を考える」は、さまざまなデータ分析や生活者へのアンケート調査、メーカーへのヒアリングなどからパン粉市場を読み解き、その未来がどうなっていくのかを示した未来予測となっている。パン粉市場の「これまで」を把握し、今後どのように変わっていくのかを様々な軸で分析し、2030年頃の市場を予測。そこから「何が売れるのか、どうすれば売れるのか」という提案活動につなげていきたいとしている。■概要:パン粉の基礎知識、パン粉市場の特徴、ライフスタイルの変化から予測するパン粉市場の動向、2030年頃のパン粉市場など。