<コンビニ創業戦記『鈴木貞夫言行録』>(第52回)
2021/02/25
第5章・ソフトブレーン・フィールド時代(その31)
『朝令スピーチ事例集』(その32)
--2021・1・13(水)
全国の皆さん 改めまして明けましておめでとうございます。
2021年・令和3年、初めての「心のグータッチ」を送ります。
今年の正月は、1年前とは様変わりしました。
思い返せば、昨年の1月9日に、中国・武漢で、新型コロナウイルス第1号感染者が確認されてから僅か1年の間に、昨日1月12日現在の感染者数は、世界で9089万人、死者数 194万人と大爆発しました。これは現在の世界人口(約85億人)の100人に一人以上が感染し、1000人に二人以上が死亡しているという驚くべき数字です。
1年前に、これほどの悲劇的な大危機を予測できた人は誰もいないと思います。
今回のコロナ禍によって、私たちは、日常生活から、働き方、そして社会や経済、産業や企業、更に大きくは、国の政治や外交などの在り方までを含めて、根本的な転換期を迎えているのではないか、と痛感させられる毎日です。
まさに今、世界では、『VUCA』の時代を迎えていると云われています。
「VUCA」とは、「変動性・不確実性・複雑性・曖昧性」の英語の頭文字の造語です。
つまり、「予測不能な時代」がきているということです。
そこで考えたいのは、未来は、「予測」が決めるものではないと思います。
私たちが、前へ向かって、大いなる希望を抱き、「今、何をするか」という意志こそが重要であり、これからの行動・実践こそが、「未来を創造」していくものと強調したい。
その意味で、昨年末に確認・共有した2021年度の基本方針・『LTV最大化のためのアカウント戦略の推進』こそは、コロナ禍の危機の時代を切り開く、『建設的な挑戦』(コンストラクテイブ・チャレンジ)であると再確認したい。
『アカウント戦略』を具体化し、精緻化し、実践することが、経営成果につながります。
それには、「現場・キャストさんの声」を含めた「全員の智慧」の結集が不可欠です。
知恵の結集は、「現場の声」「部下の声」「「他部署の声」「今出来ていることの確認」、「過去の経験の掘り起こし」「クライアントの声なき声」「ライバルの長所」「他業種企業の長所」などを素直に聞き、満遍なく集め、積み重ねることから始まります。
その中から「捨てる」「残す」「加える」ことで新しい知恵を生み出して頂きたい。
世界に誇る快挙を成し遂げた『はやぶさ2・プロジェクト』津田雄一マネジャーは、
「上下関係なく、1緒に汗をかき、それぞれの専門性や得意を生かし合うことで、自然にチームワークを高めたことが、日本の科学力の源泉となっている」と語っています。
最後に、このコロナ禍という人類史に残る試練の時代を生き抜く戦友として、<お互いに
「微笑み」と「労り」と、「有難うの心」を忘れずに、日々勝ち抜いて行こう>、と申し上げて、終わります。
『鈴木貞夫年譜・2021年度(第1四半期)
『1月』
4日・年始朝礼
5日・役員MT
経営会議
13日・朝礼
役員MT
経営会議
18日・監査法人報告会
19日・朝礼
役員MT
経営会議
26日・朝礼
役員MT
経営会議
28日・監査役会
取締役会
以上
(以下次号・「鈴木貞夫言行録」第53回を掲載します。)
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