国分「りゅうせき低温流通、沖縄浦添流通センター」稼働

      執筆者:shirai

国分グループ本社のグループ企業であるりゅうせき低温流通は、沖縄県浦添市に三温度帯センターである「沖縄浦添流通センター」を稼働した。沖縄浦添流通センターは、主要幹線道路(国道58号線から0.4㎞、臨海道路浦添線から0.6㎞、那覇港新港埠頭まで1.5㎞)に隣接し、沖縄本島全域への当日配送が可能となる、24時間稼働可能な冷蔵(一部定温)・パーシャル・冷凍(一部超低温))の大型三温度帯汎用・専用併設型多機能物流センター。また、那覇空港とアジアの主要市場(中国、香港、台湾、ソウル、タイ)が飛行時間4時間圏内となる地理的優位性を生かし、日本各地のエリア商材をアセアン諸国に届けるハブセンターとして保税・動物検疫機能も対応していく。同センターは、多様な冷凍温度帯に対応し、品質管理を徹底 冷凍温度帯として、マイナス20℃・マイナス28℃(アイスクリーム)・マイナス50℃(超低温)を配置し、商品の特性に合った在庫保管環境を配備している。また、入出庫作業においても、パーシャル庫エリアを拡張することで、荷捌き作業時における品質劣化を低減させている。さらに、環境にやさしい「アンモニア・CO2」の自然冷媒を採用しフロン排出抑止対応はもちろんのこと、省エネにも配慮している。 ※マイナス50℃の超低温庫のみフロンを使用。環境保護に配慮し、EV配送車輛を積極的に導入、センターにはEV配送車輛用充電設備を設置。配送エリア圏が50~60kmと近いため、EV車輛の積極的な導入を進めていく。また、過酷な冷凍環境下での作業負荷軽減と省人化を目的とし、冷凍パレット自動倉庫を配備。様々なニーズに応えるために、温度帯変更作業用スペースを設け、国分グループ内の品質管理基準に準拠した加工機能を具備している。食品流通において必要となるオリコン・クレートのアルカリイオン電解水を使用した洗浄機ラインを配備し、安全・安心な物流をサポートするほか、建物全域にセキュリティカメラを配備するとともに、倉庫内部・事務所内部への入場時にはセキュリティチェックを行い、防犯面において万全の対策をしている。【センター概要】■名称: りゅうせき低温流通 沖縄浦添流通センター ■所在地: 〒901-2124 沖縄県浦添市小湾450‐1  ■TEL:098-870-5033/FAX:098-870-5041 ■対応カテゴリー: 冷凍食品・チルド・生鮮・青果・加工食品・菓子 など ■配送エリア: 沖縄県全域