<コンビニ創業戦記『鈴木貞夫言行録』>(第56回)

      2021/09/03  

第5章・ソフトブレーン・フィールド時代(その36)

『8月度・フードボイス「情報交流勉強会」講演要旨

          ――2021・8・3・於・学士会館

   <「コロナ禍・五輪」後の『日本リボーン構想(素案)』

――歴史と失敗に学ぶ――

1・40年周期五輪の「呪い」

   *1940年東京五輪――第1の敗戦を招く

            日中戦争の膠着で辞退、太平洋戦争に突入して大日本帝国崩壊を招く

   *1980年モスクワ五輪——第2の敗戦を招く

    冷戦激化で西側諸国のボイコットを招き、1989年のソ連崩壊を招く

    やがて日本はバブル崩壊を招き経済敗戦につながる。

        *2020年東京五輪—-第3の敗戦を招く恐れ,新型コロナウイルス・

           パンデミックで一年延期、さらに感染拡大が加速する中で、無観客開催

          「大義無き五輪開催」と批判され、 次の日本崩壊の引き金にならないかと

    懸念されている。

      「首相辞任のジンクス」

   *64年東京五輪・池田勇人病気辞任、72年札幌冬季五輪・佐藤栄作退陣

   *98年長野冬季五輪・橋本竜太郎退陣、2020東京五輪・安倍晋三辞任

2・「2020東京五輪・パラリンピツク開催」意義の変遷 

   *2011年6月、政府は1961年制定の「スポーツ振興法」を、50年ぶりに

           『スポーツ基本法』に改定施行。

             従来、「体育」に偏っていたが、「知育」「徳育」を 加えて「三味一体化」。

             またスポーツの市場化、産業化を図る意図もあったと云う。

              当時のスポーツ市場は、米国が40兆円、西欧が20兆円、日本は4兆円、

              これを15兆円を目指すとされた。

   *東日本大震災から4か月後の2011年7月、石原都知事、

           「2020年五輪招致」を表明。

   *2013年9月、IOC五輪招致演説で、安倍首相、

           『原発事故はアンダー・コントロール』と大見栄を切る。

   *2013年11月五輪開催の方針を「復興五輪」アベノミクスの「4本目の矢」

             と閣議決定 

   *2020年3月、安倍首相、「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った形で

             東京・パラリンピツクを開催する」と発言。

   *2021年5月、丸川五輪担当相が

    「コロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義がある」と発言

   *2021年6月、菅首相が国会の党首討論で、震災復興に加え

            「コロナを世界が団結して乗り越えることが出来たことを 日本から発信したい」

     と答弁。

――今大会のビジョンは『多様性と調和』――

「人種や肌の色、性別、性的指向、出自、宗教など、あらゆる違いを超え、競技を通じて相互理解を深める」

しかし、今回の五輪は、組織委員会のリーダーたちの不祥事と無責任さが次々と露呈させた。

竹田IOC前会長の招致買収疑惑、森組織委員会会長の女性蔑視発言、開閉会式の統括責任者、

演出の責任者の連鎖的辞任など、世界に醜態を晒すことになった。

冷え込む日本経済の起爆剤と目された「五輪特需」の目論見32兆円は、幻と化した。

当初予算の4倍、ロンドンの2倍と濫費の大きなツケが残る。

――深刻な日本の危機を認識しよう――

日本社会は21世紀に入る30年前から縮小局面に入っている。

日本のGDPの世界に占めるシェアは、

1988年には16%、日本を除くアジア(中国・インド・ASEAN等)が6%、

2000年には14%、その他のアジアが7%、

2010年には 7%、その他のアジアが17%となり、この年、中国が日本を追い抜いた。

2020年には 6&、その他のアジアが25%となっており、

2030年には 4%に急落するだろうと云われているのだ。

この状況に危機感を抱いていないのは戦後復興と高度成長の夢を今に引きずっているから

であり、貿易で外貨を稼ぐ『工業生産力モデル』がまだ機能しているとの錯覚に過ぎない。

人口も減る中で、質を上げながら小さくなる方法を考えるべきなのに、五輪のように華やか

で大きいことをやれば何とかなると思う考え方は時代に合わない。

日本は、もはや経済大国でも、デジタル先進国でも、医療大国でも、先進科学技術大国でも

安心安全大国でもないという厳しい現実を認識することである。

コロナ禍は、日本が既に抱え込んでいた問題を、目に見える危機として鮮やかに炙り出したと云えよう。

――「コロナ禍・五輪」が露呈した『三つのギャツプ』――

1980年前後には、世界から「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称えられ、

「経済一流・政治三流」と評価されたが、今や「経済三流・政治五流」と揶揄される有様である。

象徴的に表現すれば,コロナ禍によって、現代日本が抱える最大の弱点として、

『三つのギャツプ』をまざまざと思い知らされたことである。

『三つのギャツプ』とは、

『ワクチン・ギャツプ』『デジタル・ギャツプ』『ジェンダー・ギャツプ』である。

この「三つのギャツプ」を、いかに素早く、確実に克服して、世界のフロントランナーの

割りを取り戻すことができるかに、日本再生の道はかかっている。

これ等のギャツプの背景には、本質的には日本政治中枢や中央行政、産業界、経営界の劣化と怠慢があり、

その原因と責任を厳しく追及し、改革の道を探らなければならない。

そのためには、我々主権者国民、市民の側も、日本国の主権者として、これらのギャツプ

を克服するために、自分に何ができるかを真剣に考えることが不可欠である。

勿論、地道な粘り強い努力と忍耐の長い道程が必要である。 

――コロナ禍の中でも芽生える希望の光・第三の開国へ――

*明日を開く若者たちの世界的大活躍に期待する

「オオタニ・フィーバー」に見る若者たちの世界的活躍に期待する。

・アメリカ再生の星・融和統合の星・人間性人格の星、とまで賞賛されている。

2020東京五輪の10代選手を始め男女若者大活躍に期待する

この秋の総選挙で、今度こそ、日本の政治を変えよう>。

*世襲政治家を排し、若者政治家・女性政治家五割以上を目指そう。

*SDGsに本気で取り組む政治家を選ぼう

*国連を強化、「100年計画」で世界政府の実現へ!日本がリーダーシップを!

*日本が五輪改革・IOCの「権威主義・貴族主義・商業主義」改革の尖兵たれ! 

――市民こそが社会をより良く変える・不可能を可能にした実例に学ぼう――

*2021年6月9日、国会で「オーナー商法禁止法」が一市民の活動で成立した。

この法律成立の立役者は、政治家でも弁護士でもない一般民間人・「堺 次夫氏」(71歳)。           

40年前、30歳代の頃に、自らがねずみ講などの悪徳商法の被害者として、

「悪徳商法被害者救済の会」を設立して自ら会長となり、手弁当で、

 被害者救済と禁止法制定の活動を、地道に諦めずに継続して、

 ついに政治と行政を動かし「オーナー商法禁止法の制定」を実現した。

               (NHKテレビ7月末特集放送)

日本三大詐偽「オーナー商法」事件

「あぐら牧場事件」・「豊田通商事件」・「ジャパンライフ事件」参照)

 ともあれ、人類がやがて破滅する『ディストピア』社会ではなく、

人類の一人一人が、それぞれに、それぞれの場所、それぞれの道で、みんなが輝く真の

『ユートピア』社会の実現を、未来永劫に亘り、末永く語り継ぎ求めていきたいと念願する。

                      

『朝礼スピーチ事例集』(その35)

――2021・8・31ーー

全国の皆さん、お早うございます。心のグータッチを送ります。

今日は8月最後の日、本当に「光陰矢の如し」、今年も後122日です。

コロナ第五波の猛威、豪雨災害、猛暑に加えて、アフガン問題など、非常事態が続く中で、

日々の皆さんの誠実なご努力に心から感謝いたします。本当に有難う。

今日は三点お話致します。

先ず第一1点は、開催中の「2020東京パラリンピツク」についてです。

57年前は参加21カ国・地域に9競技でしたが、今回は161カ国・地域22競技と、

地球規模に拡大しています。

パラリンピツク開催は、人類に『多様性と調和』へ向けて一歩前進の姿を示しており、

世界は少しずつ良い方向に向か付ていると強く実感致します。

障害に負けず、互いの違いを認め合い、多様な生き方を互いに尊重し、

共に生きる社会を作る契機となると強く共感致します。

「パラリンピツクの父」・ルートビツヒ・グトマンが遺した言葉

『失ったものを数えるな。残されたものを最大限に活かせ。」の通り、

参加したパラアスリートたちの熱い健闘に教えられることの多い日々です。

第2点は、8月は「先の戦争を忘れず平和を願う月」です。

私の俳句『八月や 六日 九日 十五日』の通りです。

私と同世代の平成上皇は、かつて皇太子時代に、「日本人が忘れてはならない日として六月二三日の沖縄戦終結の日」を加えられました。

戦争と云うと、被害者としての面が強調されがちですが、

日本は「自らがはじめた侵略戦争の加害者であること」を決して忘れてはならないと思います。

A級戦犯裁判開始の日は、「昭和天皇誕生日」(戦前の天長節)に、A級戦犯27名起訴。

A級戦犯死刑7名の処刑日は、当時の「皇太子誕生日」で、遺灰は飛行機で東京湾に撒かれました。

当時の戦勝連合国の日本への強烈な警告でありました。

第3点は、現在進行中コロナ禍で、日本の弱点・実態がまざまざと曝け出されました。

この危機を、「日本再生のチャンス」にしなければなりません。

先ずその出発点は、この秋の総選挙です。一人一人が主権者の自覚で投票することです。

私は、次の3つの方針で投票したいと思います。

1・世襲政治家、利権政治屋ではなく、『オオタニ・フィーバー』に負けぬ、若い世代の代表を選ぼう!

1・ジェンダ―主流の『クオーター制度の導入」に、本気で取り組む人を選ぼう!

1・人類の緊急課題『SDGs』に、本気で取り組む人を選ぼう!

                                  以上

鈴木貞夫年譜』(2021年度第3四半期)

7月  6日・朝礼

      ・役員MT

      ・経営会議

    8日・入社オリエン

   13日・朝礼

      ・役員MT

      ・経営会議

      ・フードボイス会(於学士会館)

   14日・上期業績確認会

   20日・朝礼

      ・役員MT

      ・経営会議

      ・役員MT

   26日・FMコンサル学習会

   27日・朝礼

      ・アカウント戦略会議

      ・役員MT

   29日・監査役会

      ・取締役会

8月  3日・朝礼

      ・役員MT

      ・経営会議

      ・フードボイス会(於学士会館)

   10日・朝礼

   16日・新宿海上診

   17日・朝礼

      ・アカウント戦略会議

      ・役員MT

      ・経営会議

   23日・FM、コンサル学習会

   24日・朝礼

      ・役員MT

      ・経営会議

      ・役員ヒアリング

   25日・監査役会

      ・取締役会

   31日・朝礼

      ・アカウント戦略会議

      ・役員MT

      ・経営会議

      ・役員ヒアリング  

                      以上

                         

(以下次号『鈴木貞夫言行録』(第57回)を掲載します。)

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