【11月号】第10回江戸東京野菜スタディ&カフェ<ミュゼダグリ>報告
執筆者:編集部2
10月31日(日)、東京都小金井市のNPO法人ミュゼダグリ主催、第10回江戸東京野菜スタディ&カフェ<ミュゼダグリ>が開催された。今回は、スタディ講師に野口種苗研究所の野口勲氏を招いて、じっくりと「種の話」を聴かせて頂いた。参加者全員が、とても興味深く耳を傾け、真剣に聴き入っていた。それぞれに、野菜に対する見方や考え方に、変化をもたらされたようです。
続いて、カフェは「亀戸大根」をテーマ野菜として、以下のメニューをお出しした。
江戸東京野菜STUDY&CAFE<ミュゼダグリ> 2010.10.31(日)
カフェ 「亀戸大根」
江戸東京野菜料理研究家 酒井文子
● お献立 ●
< 前菜 >
・亀戸大根スティックと青首大根スティック
・亀戸大根のヨーグルト粕味噌漬け
・亀戸大根のみたらし団子
< 煮物 >
・亀戸大根のみぞれ煮
<焼き物>
・亀戸大根の素焼きゆず胡椒風味
<揚げ物>
・亀戸大根とさつまいもの串揚げ
<酢の物>
・亀戸大根と柿のなます
<うどん>
・亀戸大根の薬味で食べる糧うどん
<デザート>
今回レシピのご紹介は、亀戸大根の柿のなますをご紹介します。
● 亀戸大根と柿のなます
・亀戸大根 80g
・柿 30g
・人参 15g
・柚子 1/3個
・甘酢 (・酢200cc ・砂糖90g ・塩少々 ・水200)
・たて塩 (・塩分30%の塩水) 適量
<作り方>
1. 亀戸大根、人参は、短冊切りにする。亀戸大根は、たて塩に10分つけ、人参は、さっと茹でてからたて塩に10分つける。それぞれ時間になったら、水分をしぼる。
2. 柿も短冊切りにして、たて塩に10分つける。時間になったら、水分をしぼる。
3. 柚子は皮をむき、皮の部分を細く切って、ぬるま湯に通して水気を切る。
4. 鍋に甘酢の材料を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火からおろし冷ます。
5. 亀戸大根と人参を混ぜ、甘酢少量に1時間漬け、汁気をしぼる。
6. 亀戸大根、人参、柿を合わせて混ぜ、残りの甘酢に3~4時間漬ける。
7. 6の汁気を切り、柚子を加えて混ぜ、器に盛る。
★江戸東京野菜で秋の黄金丼フェア開催11月13日(土)~28日(日)詳細→http://www.edotokyo-yasai.jp/
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11/30(火)よみうりカルチャー錦糸町(03-5625-2131)詳細→http://ync.ne.jp:8080/cms/html/17618140128.html
☆酒井文子の江戸東京野菜レシピバックナンバーは、 こちら→https://fv1.jp/blog_sakai/backnumber.html
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