ニップン「食品産業もったいない大賞」農水大臣官房長賞

      2021/12/28   執筆者:motoe

ニップン(代表取締役社長:前鶴俊哉 本店:東京都千代田区)は、食品等流通合理化促進機構主催の「第9回食品産業もったいない大賞」において、農林水産省大臣官房長賞を受賞した。受賞テーマは、「粕を活かして健康および健康寿命延伸を!~さまざまな食品工場副産物から創り出す機能性食品素材~」。「食品産業もったいない大賞」は、食品産業の持続可能な発展に向け、環境対策の一環でもある「エネルギー・CO2削減」、「廃棄量削減・再生利用」、「教育・普及」等の観点から、顕著な実績を挙げている食品関連事業者並びに食品産業によるこうした取り組みを促進・支援している企業、団体及び個人を表彰するもの。同社は食品工場副産物に高濃度のセラミドが含まれていることを発見して以来、さまざまな食品副産物の活用を検討おり、処分に困っている食品工場副産物や粕を分析して含有量が高い成分を探索し、大学や研究機関と共同で研究を行い、その成分の健康機能を証明した後、製品化して素材として販売してる。今回の受賞は、このような食品廃棄物のリサイクルフローを構築している点や、抽出された成分が持つ健康機能を数値で証明する技術が評価されたものと同社では分析している。なお、表彰式典・事例発表会は、2022年1月28日にオンラインにて開催予定。