キユーピー「TechMagicと資本業務提携」

      執筆者:motoe

キユーピー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:髙宮満)は、TechMagic(本社:東京都江東区、代表取締役社長:白木 裕士)と資本業務提携契約を締結した。食品産業では、製造現場における慢性的な人手不足が課題となっており、食品製造業における人手不足の実態調査によると、人手不足により業務に影響があると回答した食品製造業従事者は全体の62.2%にも上り、具体的な影響として、「職場環境の整備の遅れ」や「技術・ノウハウを十分に伝承できないこと」などが挙げらている。その上、既存の技術ソリューションは、人による作業と比較して再現精度が低いこと、また装置が大掛かりで導入費用も高額であることなどから、食品工場では未だ多くの工程に人の手を必要としているのが現状。この課題に対し、今回の提携によりキユーピーの「製造技術における幅広い知見」、TechMagicの「ハードウェアとソフトウェアを高度に融合した技術」を用いて、食の最先端生産技術の構築を目指し、日々の工程をシンプルにして、働く人がより生き生きと創造的に仕事ができる生産性の高い「未来型食品工場」(キユーピー版スマートファクトリー)を共に創り上げていくとしている。