FOOD展 進化した最新式機器にバイヤー注目

      執筆者:編集部

学校給食、衛生、設備などの総合展示会「FOOD展2023」が9月20、21、22日の三日間、東京ビッグサイトで開催、多くのバイヤー、関係者が詰めかけた。同展示会は食品機械や厨房機器、安全安心伴う設備、物流などの展示商談会で、日々進化する最新式の技術に高い関心を見せていた。出展企業のアンリツブースでは匂いを可視化するセンサーやパイプからのガス漏れを検知するセンサー、味覚を数値化する味覚センサー、大腸菌を15分で測定するマクロテックなどが展示され、進化する食品技術の先端を垣間見た。中でも味覚センサーは甘味、辛み、苦みなど食品の基本的な味覚を瞬時に測定、新製品開発やマーケティングに活用できる優れものとして注目を浴びていた。食品やファッションなど複雑化する業界の流通を簡素化、統一を目指すGS1JAPANでは新たな取り組みとして電子タグ装置などを紹介、先端を走る同社の意気込みが感じられた。学校給食や病院食などのAIHOでは機器の紹介はもちろんメニュー提案まで行われていた。また、食品の安全安心に欠かせない食品衛生の食環境衛生研究所、こども食堂ブースなど食品にかかわる企業が出展していた。