ビアードパパ「AI発注システム導入開始」

      2024/09/06   執筆者:maedomariyuki

Goals(東京都港区、佐崎傑社長)は、2024年7月から飲食店向けのAI発注システム「HANZO自動発注」をシュークリーム専門店「ビアードパパ」に導入した。同システムは店舗で行われる発注や売上、販売個数の計算などを自動的に処理する。昨今、発注を担える人材が限られており、発注量の計算ミスや業務負担が増加している。その部分をAIが代行することで、業務の負担軽減することができる。また、天候に左右される売上増減や、直近の注文傾向なども考慮した売上予測を店舗ごとにAIが行い、適切な発注量を算出し自動で発注システムに連携。発注時間短縮のほか、発注ミス、精度のばらつきによる食材不足(品切れ)や過剰在庫を防止し、心理的負担や食材ロス軽減に貢献できる。現在直営店26店舗で先行利用を開始中。同年10月には全店舗への導入を検討している。