国分グループ本社「2024年連結決算、連続増収増益」
執筆者:編集部
国分グループ本社は2月27日、2024年度決算と2025年度経営方針を発表した。それによると売上高2兆1573億7500万円(前年比104、3%増)、営業利益225億1000万円(同111、3%増)、経常利益273億9600万円(同113,2%増)、当期利益174億4800万円(同109%増)の増収増益となった。商品別売上高は食品1兆4181億100万円(同104、8%増)、酒類6416億9300万円(同102,8%)、その他975億8000万円(同106,4%増)となりカテゴリ別でも前年を上回った。発表では記録的な猛暑や自然災害による備蓄需要とインパウンド需要の拡大で売上高は増えたものの原材料の高騰、物流の2024年問題、人手不足深刻化などによりコストアップが目立った。2025年経営方針は11次長期計画の仕上げの年でもあり食のマーケティングカンパニーの確立に向けて顧客満足度の引き上げや、共創圏の確立、コト売り比率引き上げのなどを強化していく。