日本酒品評会「磯自慢  特別純米53など受賞」

      執筆者:maedayuka

「SAKE COMPETITION(サケ コンペティション)」 実行委員会は、6月10日に世界一美味しい市販の日本酒を決める品評会「SAKE COMPETITION 2025」をTAKANAWA GATEWAY CITY THE LINKPILLARで表彰式を開催した。同コンペティションは、日本酒の蔵元や有識者で構成された審査員、ソムリエ37名により、日本全国の358蔵から総出品酒1,000点以上をテイスティングして行われた。「純米酒部門」は「磯自慢 雄町 特別純米53」(磯自慢酒造 静岡県)、「純米吟醸部門」は「寒紅梅 純米吟醸 山田錦50%」(寒紅梅酒造 三重県)、「純米大吟醸部門」は「盛升 純米大吟醸」(黄金井酒造 神奈川県)、「Super Premium部門」は「極聖 純米大吟醸 天下至聖」(宮下酒造 岡山県)、「海外出品酒部門」は「DASSAI BLUE Type 23」(DASSAI USA lnc. アメリカ)がそれぞれ1位を獲得した。今回から新設された「モダンナチュラル部門」は「田酒 純米大吟醸 山廃」(西田酒造店 青森県)、特別賞「ダイナースクラブ若手奨励賞」は杜氏林敬宏氏(南部美人 岩手県)、「TAKANAWA GATEWAY CITY まちびらき記念 最優秀酒蔵賞」は磯自慢酒造(静岡県)「JAL 空飛ぶSAKE賞」は「松の司 純米大吟醸 AZOLLA50」(松瀬酒造 滋賀県)、「実行委員賞」は「御慶事 純米吟醸 ひたち錦」(青木酒造 茨城県)がそれぞれ受賞した。受賞者の喜びの声「重いやクセがあると思われがちな純米大吟醸ですが、山廃の純米吟醸は、スッキリとした酸が出ているのが特徴。これが本当の山廃と伝えたかった。」(西田酒造店 西田司社長)、「純米酒の部門で第1位は作り手冥利に尽きる。特等米の米質にあった酵母を使っており、手抜きすることなく作りました」(磯自慢酒造 寺岡洋司社長)。