キリン「L.ラクティス プラズマ」抗ウイルス効果発表
執筆者:shirai
キリンは、独自素材「L.ラクティス プラズマ」が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とインフルエンザウイルス(H1N1)の増殖を抑制することを確認し、タイ・バンコクで開催された国際学会APCCMIで発表した。マラヤ大学熱帯感染症研究センターとの共同研究により、同素材が複数のウイルスに対して抗ウイルス効果を示す可能性が示唆された。L.ラクティス プラズマは免疫細胞pDCを活性化しIFN-αを誘導する特性を持ち、呼吸器ウイルス全般の感染予防に有効である可能性があるという。キリンは今後も免疫研究を深め、「免疫ケア」を軸に人々の健康と安心に貢献していく方針。