第969話 第13期深大寺そば学院修了式

     

 令和7年6月から始った第13期深大寺そば学院の修了式が、令和8年3月に深大寺本堂で行われました。
 修了式は、いつものように『般若心經』の唱和で始まり、修了者20名に学院長(89世住職)から一人一人に修了証が手渡されました。
 実は、この『般若心經』の唱和が学院ならではの特色です。
 学院の皆さまは、播種の汗の体験、在来種が身近になった喜び、また蕎麦の奥深さを知った、蕎麦打ちの楽しさなどの他に、住職や執事のお話を聴いて、慈悲や仏教に接することができたと皆さんが言われます。
 また、班に分けてのディカッションの機会があることも、学院の特長のひとつだと思います。聴講は学ぶことの本流ではありますが、聞きっぱなしよりも、ディカッションの方が能動的であり、より血や肉になることは目に見えます。
 『般若心經』には「無耳舌身意、無色聲香味触」とあり、絶対というものはないと説いています。ディスカッションを通して仲間の話を聞いてみることは大切です。これが和の基本だろうと唱和しながら思いました。

写真:13期生と講師

深大寺そば学院 學監
ほしひかる