セブン&アイ・ホールディングス「第2四半期連結決算」
執筆者:編集部2
㈱セブン&アイ・ホールディングスは、第2四半期連結決算(平成22年3月~同年8月)を発表した。それによると売上高2兆5591億7300万円(前年比0.5%増)、営業利益1193億3200万円(同1%増)、経常利益1194億1000万円(同0.8%増)、四半期純利益624億2800万円(同42.9%増)となった。うち、主力の小売部門は、イトーヨーカ堂を始めとする国内スーパーストアや百貨店事業の売上が伸び悩むが、セブンイレブンといった国内コンビニエンス事業は好調。主な内訳は、コンビニエンスストア事業における売上高は1兆320億2800万円(前年比6.6%増)・営業利益1025億500万円(同3.5%増)、スーパーストア事業における売上高は9872億9200万円(同3.1%減)・営業利益34億5300万円(同28.3%増)、百貨店事業における売上高は4431億9900万円(同2.2%減)・営業利益-10億5100万円となった。今年8月末時点での店舗数は、コンビニエンスストアは国内38都道府県12907店舗(前年比154店舗増)、スーパーストアは171店舗(同3店舗減)。また、フードサービス事業における売上高は416億6100万円(前年比9.4%減)、営業利益3億円(9億9000万円の改善)となった。経費削減やレストラン事業部門の不採算店28店舗の閉鎖、主力アイテムのメニュー強化による既存店の活性化、販売促進の強化などが功を奏した。