国分「最新設備 42億円かけ習志野惣菜工場」完成
執筆者:編集部
国分の子会社デリシャス・クック(株)(相沢正邦社長)の習志野工場が完成し10月26日から生産を開始する。同工場はスーパマーケット、コンビニエンスストア向けの惣菜工場で、製造品目はおにぎり、サンドウィッチ、サラダ、スープなど惣菜類全般。敷地面積は1万433、24㎡(3156,06坪)で、延床面積は6765,27㎡(2046,49坪)。京葉道路 武石インターから約15分(千葉県習志野市習志野7-1-25)。設計は安全安心、美味しさ、生産性強化、環境、災害対策をテーマに最新設備を投入、投資額は42億円。主な工場設備は入荷から出荷までワンウエィ方式で、セキュリティーはもろん、異物混入対策、匂いや味がほとんどない「ピュアスター」(微酸性電解水)を全館に配備、食中毒原因微生物対策を実施している。また、工場内に植物プラントを設け、香草類を育成、商品として出荷する。弁当、おにぎりに欠かせないお米は納入から炊きあがりまで一括システムで無水洗米技術を使って最高のおいしさに炊き上げる。焼く、蒸す、煮る、温め、焦げ目など調理に欠かせない設備などは最新式を導入、食品メーカー以上の配慮と投資が目立つ。デリシャス・クックは1982年ディリーフレッシュとして創業、その後、國分勘兵衛と資本提携し2005年にデリシャス・クックを設立。2009年には戸田工場が完成しており2か所目の工場となる。