国分「自然災害に対応する新コンピューターシステムを導入」
執筆者:編集部
国分㈱は自然災害などの緊急事態に備えてコンピューターシステムを導入しているが、食品卸としての役割強化を一段と進めるため、日本アイビーエムと協力し、衛星回線を利用したデスクトップ・クラウド・サービスを導入した。同システムは地震など広域にわたる通信回線の障害などが発生した場合、それをサポートするシステムで、災害時でも滞りなく業務遂行が可能となる。同社では2009年6月からデスクトップ・クラウド環境の構築を開始し、今年1月サーバー上の仮想クライアントの環境整備が終了、2月からは首都圏16拠点でクライアント側の整備を進めている。今後は7月から9月にかけて首都圏以外の拠点へも展開を開始し、全国60拠点1000台を目標に本番稼働させる。最終的には全国185箇所の全ての物流拠点に展開する。