明治「ザバスブランド新工場」岡山県倉敷市に建設決定

      執筆者:shirai

明治は、岡山県倉敷市の玉島ハーバーアイランドに取得した土地を活用し、ザバスブランドで販売をしているプロテインなどを生産する新工場の建設を決定した。プロテイン市場は、アスリート層に加え、引き締まったカラダづくりやスタイルアップなどを目的とする層にまでユーザーが拡大し、近年急速に拡大しているスポーツ栄養市場の中でも著しく伸長。2017年度は約300億円になる見込みと、10年前に比べて約3倍もの規模に成長しているほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けたスポーツへの関心や健康維持・向上に対する意識の高まりにより、今後もさらなる市場拡大が見込まれている。同ブランドは1980年の発売以来、国内のプロテイン市場を牽引。ミルクプロテインプロジェクトにおいて、たんぱく質の価値訴求を行うなど、ブランド価値を一層向上させる活動を進めるなど、独自の価値創造にこだわった事業拡大を図るとともに、トップアスリートをサポートし続けてきた知見を活かし、「健康な食生活」を提供している。同社は、今回の同工場の新設により、今後拡大が見込まれる市場の活性化に貢献していきたいとしている。【新工場の概要】(1)所在地:岡山県倉敷市玉島乙島字新湊(玉島ハーバーアイランド内) (2)延床面積:約30,000㎡ (3)生産能力:約11,000t/年 (4)生産品目:ザバスプロテイン(粉末タイプ)、アミノコラーゲン(粉末タイプ)など。2018年4月頃 建築工事着工、2019年11月 生産開始(予定)