農水省「フード・アクション・ニッポン アワード」

      執筆者:motoe

農林水産省は、地域の農林水産物や食文化を活かした魅力的な産品を発掘するコンテス
ト「フード・アクション・ニッポン アワード 2018」を開催する。同企画は、国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体等の取組や産品を広く募集し、優れた取組や産品を表彰するもの。10回目を迎える今年度も引き続き、大手百貨店、流通、外食事業者などが審査委員となり、地域の農林水産物や食文化を活かした魅力的な産品をコンテスト形式で発掘し、各社の流通販路を通じて消費者に届けていく。今年度は、「おいしさで心をつなぐ ニッポンの逸品」をテーマに国産農林水産物を使用した産品を表彰するものとしている。また、今年度は2013年に和食文化がユネスコ無形文化遺産に登録されて5周年の節目であることから、「身近」「手軽」「健康的」をキーワードとして和食文化あふれる食事摂る機会の増加に官民協働で取り組む「Let’s!和ごはんプロジェクト(注)」の趣旨に
沿った産品を「特別賞」として選定。一次審査で100産品に選定され、検品会を経て、10月23日に東京都内にて実施予定の最終審査会では、国内の大手百貨店、流通、外食事業者などのトップ10人が審査委員を務め、審査を通過した一つ一つの産品を育ててきた作り手の想いやその背景にあるストーリー等を基準にその場で選定・表彰式が行われる。