旭化成「アマゾン アレクサ」で冷凍保存テクニック提供

      執筆者:shirai

旭化成ホームプロダクツは、9月25日より、Amazon Echo(アマゾンエコー)をはじめとしたスマートスピーカー用AIアシスタント「Amazon Alexa(アレクサ)」に対応したスキル「サランラップ・ジップロックの冷凍保存テクニック」の提供を開始した。同サービスは、Amazon社が開発したクラウドベースの人工知能音声認識サービス「アレクサ」にスキルを追加し「アレクサ、キャベツの冷凍保存は?」などといった内容を話しかけることによって、サランラップやジップロックを使ったおすすめの冷凍保存方法を答えてくれるという内容。野菜や肉、魚介やおかずまで多種多様な82種類の食材の冷凍保存方法を音声で検索することができる。例えば「アレクサ、じゃがいもの冷凍保存は?」と、このスキルを追加したスマートスピーカーに向かって話しかけると、「じゃがいもは、かたまりのまま冷凍すると、食感が悪くなるので、まず、ゆでてつぶしてから、マッシュポテトの状態にします。そのあとに、サランラップで小分けにして包み、ジップロックフリーザーバッグに入れて冷凍保存します。」と回答する。下処理とともに冷凍保存方法を回答してくれるため、料理好きのみならず、料理に不慣れな人にとっても便利な機能となっているほか、生鮮食品を使い切れずにムダにしてしまう人や、野菜を常温か冷蔵で保存した結果、傷ませてしまった経験がある人の「食材ロス」を減らす対策にもなっている。また、解凍方法や複雑な情報は、Alexaアプリに情報を飛ばしてくれるため、キッチン向けスキルとして使いやすい内容となっている。