キリン「一番搾り とれたてホップ生ビール」発売

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)は、国内最大級のホップ産地であるビールの里・岩手県遠野市で今年収穫したばかりの生ホップを急速凍結して使用する「一番搾り とれたてホップ生ビール」を、10月29日から数量限定で全国発売する。今年で発売16年目を迎える「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、麦のおいしいところだけを搾る「一番搾り製法」が生み出す上品な麦のうまみをベースに、とれたてのホップのおいしさが感じられる、調和のとれた飲みやすい味わいが特長だ。今年は、より「IBUKI(いぶき)」の“とれたてのホップ感”が引き立つよう、仕込条件を工夫。通常のビール造りでは、ホップを収穫後、品質を保つため乾燥させて使用するのが一般的だが、同商品では水分が含まれている状態のとれたてのホップを生のまま凍結し、細かく砕いて使用する特許技術を採用している。これも日本で良質なホップが栽培されているからこそ可能なことで、世界でも例を見ないホップの使い方によって、とれたてのホップの香りを楽しむことができるという。同社は1919年に日本産ホップの試験栽培を始めて今年で100年目。また遠野市をはじめとした東北のホップ農家との半世紀以上にわたる契約栽培の歴史を経て、現在では日本産ホップの約7割を同社が購入しているが、日本産ホップの生産量が年々減少する中、遠野市のホップもピーク時の5分の1まで生産量が減少している。同社は良質な日本産ホップの産地を守るため、遠野市、生産者、地域と連携し、ホップ農家への積極的な支援や、地元の大切な資産である日本産ホップの魅力を活用した地域活性化に取り組んでいる。今後もホップにこだわってつくった「一番搾り とれたてホップ生ビール」の発売を通じて、ビールの魅力化と地域活性化に取り組み、ビール市場を活性化していく意向。【商品概要】■商品名:「一番搾り とれたてホップ生ビール」 ■発売地域:全国 ■発売日:10月29日 ■容量/容器:350ml缶、500ml缶、中びん、大びん、7L樽、15L樽、<東北地区(青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)限定で、7L樽、15L樽を販売予定> ■価格:オープン価格 ■アルコール分:5% ■販売予定数:約55万ケース(7,000KL)※大びん換算 ■製造工場:キリンビール北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、神戸工場、福岡工場