サークルK「ノンフロン冷凍機システム」導入
執筆者:編集部
㈱サークルKサンクスは三洋電機㈱が国内で初めて開発した、CO2(自然冷媒)対応の「ノンフロン冷凍機システム」を業界に先駆けて、2011年1月にオープン予定の神奈川県内店舗で実験導入する。自然冷媒は既存の業務用機器に使用されている代替フロン(HFC)冷媒と比較して、オゾン破壊係数がゼロであるほか、地球温暖化係数(GWP)も1/1,430~3,920と非常に小さく、次世代冷媒として注目されている。また、「ノンフロン冷凍機システム」ではLED照明を搭載したショーケースを採用していることから、1店舗あたりの使用電力量は年間2,015kWh、CO2は12tの削減効果が見込めるられる。同社では、CO2排出量削減目標を「2014年度までに2007年度対比で1店舗あたり8%削減」と設定し、各種省エネルギー設備・機器の導入などを進めている。今回の「ノンフロン冷凍機システム」実験導入を通じて将来の展開可能性の検証とともに、今後環境配慮型店舗への発展も視野に入れていく。