キリン「淡麗プラチナダブル」“ゼロゼロ”でさらに進化

      2020/08/12   執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)は、“ビールに近い飲みごたえを感じるおいしいゼロゼロ”がコンセプトの「淡麗」ブランド、「淡麗プラチナダブル」(350ml缶、500ml缶)をリニューアルして、8月中旬製造品から順次切り替える。プリン体0×糖質0系のビール類市場(以後、ゼロゼロ系市場)は、消費者の継続した健康意識の高まりから堅調に推移しているが、同商品は、2014年の発売以降、販売数量が5年連続で前年を上回っており、2020年1~6月の販売数量は、前年比約1割増と好調に推移している。今回のリニューアルでは、ゼロゼロ系市場に期待される「おいしさ」への期待にさらに応えるため、製法を一から見直し、さらに“ビールに近いおいしさ”に進化。具体的には、原材料配合の見直しと酵母から生成されるプリン体を抑制するキリン独自の発酵制御技術(特許出願中)を新たに採用することで、原料・発酵由来の飲みごたえと爽快なキレをアップさせながら、「プリン体0」「糖質0」を実現させたという。また、パッケージも、「聖獣」と「淡麗」を大きく配することで品質感を向上させ、直感的な「おいしさ」のイメージも強化。酒税改正が行われる10月以降、発泡酒は新ジャンルとの価格差が近づき、注目が集まるカテゴリー。同社ではm同商品を酒税改正の時期に合わせてリニューアルすることで、発泡酒カテゴリーへの注目を高めるとともに、健康意識の高い消費者の期待に応えていきたいとしている。