「スーパーマーケットトレードショー 集計結果」
執筆者:編集部
2021年スーパーマーケットトレードショー開催についてのアンケート集計の結果が発表された。それによると来場者数は3日を通して2万6385人。例年10万人近い入場者があるものの今回は大幅減となった。この要因はコロナウイルスの影響によるもので、地方からの参加者が激減、首都圏の入場者(89,93%)で占められた。コロナが収束されないかぎり、この傾向は続く。他の展示会でも同様で、地方からの入場者極端に減っている。入場者の構成は小売り、商社、卸など流通関係者が増えており、スーパーマーケット関係者だけで23,2%に達した。入場者の構成は経営者16-9%、管理職19,3%、バイヤー9,1%、営業・販売31.7%、企画マーケティング7,2%と続く。来場目的は新製品74,8%、業界動向調査32,4%。設問であなたの企業が必要とされているものでは、商品知識56.9%、品揃えの方向性33.4%、消費者の購買動向26,6%、メニュー提案17.3%、棚割り、売り場つくり13.9%となった。今後、見たい展示内容はコロナ過でのニーズ対応商品、健康食品、SDGs、未来の売り場イメージ、AIなど。食品産業のトレンドを知る上では展示会がもっも早く、いかに展示会ビジネスを活用するかにかかっている。単に商品を並べる展示会ではなく、運営会社は新しい提案、需給予測などデーターサービスなどを増やし、機能性、レベルアップを強化することで次へとつながる。