明治「食品ロス削減に向け一部商品の賞味期限延長」
執筆者:motoe
明治(代表取締役社長:松田克也)は、8月生産分より順次、チーズ7品の賞味期限を20~40日延長し、乳児用液体ミルク1品の賞味期限を3カ月延長するとともに、2024年7月生産分より順次、栄養食品2品の賞味期限を6カ月延長する。昨今、食品ロス削減が社会的課題として注目される中、同社は食と健康のプロフェッショナルとして事業を通じた社会課題の解決に貢献するべく、これまでもさまざまな商品の賞味期限を官能評価および科学的分析により延長するとともに、賞味期限の表示を「年月日」から「年月」に切り替えるといった取り組みを行ってきたが、今回、農林水産省の食品事業者に対する商品の賞味期限の延長を呼びかけを受け、同社では、安全係数の見直しなどを通じて保存性の再検証を実施。その結果、商品の一部で、これまでよりも長い賞味期限を保証できることが確認できたため、賞味期限の延長を実施することになった。