スーパーマーケットの不思議なトレー、おにぎり
執筆者:編集部
ある事情によって自炊するケースが増え、それに伴ってスーパーマーケットやコンビニエンストアに出入りする機会が増えた。そこで気になる意外な側面を知ることになった。毎日利用する主婦にとっては当たり前のことが、素人目には納得がいかない場面が多い。例えば弁当などはほとんどが上げ底になっていることだ。例えばソース焼きそば、見た目には大盛に盛られており、「こりゃ買い得だ」と持ち帰り、食べ終わると、なんと具の底の部分、見えないところのトレーが盛り上がっている。外見はトレーの底面は平らで、上げ底には見えないが、実は具の入っている下の部分を上げ底にしているのだ。ここまでするかとあきれる。日本の台所を預かる大手スーパーがすることではない。新鮮でおいしいものを提供する、という基本もモラルもない。だまし討ちのような販売はすぐにでも止めていただきたい。ソース焼きそばだけではないサンドイッチしかり、バラ寿司しかりだ。スーパー、コンビニで買うおにぎりもそうだ。おにぎりを食べるとすぐにバラバラと崩れる。店員に聞くと、強く握らないからだと説明してくれる。なぜと聞くと強く握ると米を余計に使う、これだと儲けが出ないからだという。こんな調子だといずれスーパー、コンビニの信用は無くす。自壊を待つようなものだ。日本の小売業はチェーンストアに席巻されており、今こそ驕りをなくし、消費者のためのストアーに帰るべき時でもある。人手不足で、お客より従業員が大切だ、といわれた時期があり、非常に驚いたが、今は消費者よりコストが優先の時代に入ったのかと驚く。