テトラパック「レトルトできる紙容器充填機」国内初展開

      執筆者:motoe

食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ヘンリック・ハウゴー)は、この度、レトルトできる紙容器「テトラ・リカルト」の充填機「テトラパック® R2」が、はごろもフーズ(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:池田憲一)に採用されたことを発表した。 「テトラ・リカルト」を採用した食品は、これまで海外で製造・輸入されてきているが、日本での製造設備導入および国内製造が実現するのはこれが初めて。はごろもフーズは、同社の「シャキッと!コーン (T)」(190g)に「テトラ・リカルト」を採用し、8月19日(月)から全国展開する。「テトラ・リカルト」は、缶やガラス瓶、パウチに入れられている食品の代替容器として設計された、レトルト対応の紙容器。日本市場ではコーン、トマト、豆などの輸入製品に使用されているが、過去3年間をみると、その販売数は毎年二桁成長を記録しており、多くの消費者に受け入れられている。海外においては、コーンやトマトに限らず、その他の野菜やスープ、果物、ソース、ペットフードなどで幅広く使われており、今後、日本でも様々な食品への利用が期待されているという。【「テトラ・リカルト」の特徴】■サイズ:200ml、340ml、390ml、440ml、500mlの5種類。 ■簡便/安全:ミシン目がありハサミなどの道具を使用せず、手で簡単に開封可能で、ケガの心配も少なく安全。 ■軽量:缶に比べて約64%も軽いため、持ち運びに便利。 ■省スペース:缶やガラス瓶と比べて専有面積が約3~4割少なく、長方形のため無駄なく収納可能。 ■効率的な輸送性:充填前の容器は折りたたんで輸送できるため、缶やガラス瓶に比べて積載比が約9対1と、効率的な輸送が可能。 ■保存性:常温でおよそ2年間保存可能。■環境に配慮:FSC認証のある管理された森林から生成された、再生可能な紙素材を使用。 ■使用後の後片付けが楽:簡単に紙容器を折りたためてコンパクトに処理でき、リサイクルも可能。