宮崎県鳥インフルエンザ疑似患畜第1号のウィルス、猛毒タイプと判明

      執筆者:編集部2

農林水産省は、24日、宮崎県で発生した第1例目の高病原性鳥インフルエンザの患畜から分離されたウイルスについて、(独)農研機構動物衛生研究所におけるウイルス接種試験及び遺伝子解析の結果、H5亜型の強毒タイプであることを確認した。 また、遺伝子解析の結果から、昨年11月に発生が確認された島根県の家きんから分離されたウイルスや、昨年12月に鹿児島県で野鳥から離されたウイルス等と極めて近縁であることが明らかになった。なお、高病原性鳥インフルエンザは、鶏等の鳥の病気であり、感染鶏の肉や卵が市場に出回ることはないが、仮に感染鶏の肉や卵を摂取しても人が感染することはなく、人体には影響はない。