伊藤忠食品、凸版印刷「POSA型ギフトカード事業」業務提携

      執筆者:編集部

伊藤忠食品(本社:大阪市中央区、代表取締役社長執行役員、濱口泰三氏)と凸版印刷(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾氏)は、「POSA型ギフトカード事業」の業務提携を締結した。伊藤忠食品はかねてからギフトマーケットの開発を進めており、凸版印刷のギフトカードASP サービスを利用して食品など様々な商品のPOSA型ギフトカードを発行する。第一弾として7月下旬より、産直商品を選べる「築地市場グルメカード」を発行し、全国の大手チェーン店で販売を開始する。両社は食品メーカーやサービス企業をはじめとする多様な企業に対して、POSA型ギフトカード発行の企画から、カードの製造・発行、残高管理、WEB 商品交換サイトの運営、商品配送などのビジネス・パッケージを提供し、日本国内で広がるギフトカード市場への参入をサポートする。2011年度中に、食品などをはじめとする幅広い分野で20券種のサービス展開を目指す。POSA型ギフトカードは残高をサーバーで管理するプラスティックカード型の商品券、POSAとは、Point of Sales Activationの略で、ギフトカードモールを展開するインコム・ジャパンの流通技術。POSでギフトカードを有効化(アクティベート)し、販売することができ、販売が成立するまでギフトカードは利用不可能な状態であるため、従来の紙商品券やプリペイドカード販売時のような仕入れ原価が発生せず、在庫リスク・管理が不要となる。同ビジネスモデルは特許出願中。http://www.itochu-shokuhin.com/