日本スーパーマーケット協会など三団体「販売統計速報」5月発表。

      執筆者:編集部

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、(社)日本セルフ・サービス協会三団体はスーパーマーケットの販売統計、景況感調査データーなどを5月から公表すると発表した。公表するデーターは三団体に加盟する264社の売上高、エリア別実績、店舗数推移などで、景況感調査は305社のデーターをもとに三団体が分析の上、コメントも加える。この日行われた記者会見ではオール日本スーパーマーケット協会荒井伸也会長、日本スーパーマーケット協会川野幸夫会長、(社)日本セルフ・サービス協会横山清会長が出席、「私たちは地域に根ざした食品スーパーの集まり、食品スーパーのデーターを公表することによって、消費動向や売れ筋商品が鮮明になり、実態もはっきりします」とコメント。また、日本スーパーマーケット協会の発表するデーターとは誤差が出るもののこちらは食品専門スーパー、食品動向についてはより専門的なデーターが公表できると語った。ちなみに4月実績速報は総売上高7215億8844万円(前年対比98,7%)、そのうち生鮮3部門2332億233万円(同99,2%)、惣菜641億495万円(同1002,2%)、一般食品、その他3220億1802万円(同98,7%)、総店舗数6704店舗、売り場1㎡あたり売上高6万4000円となった。小売各団体の売り上げは日本百貨店協会6兆5842億円、日本フランチャイズチェーン協会7兆043億円、日本チェーンストア協会12兆8349億円で、三団体の売り上げは14兆1645億円。