マルエツ「中野若宮店」オープン

      執筆者:編集部

6月10日、マルエツは東京都中野区に都内100店舗目となる「中野若宮店」をオ-プンする。同店は、新宿から電車で約10分の西武新宿線「鷺ノ宮駅」南口。商圏(700m圏)内には、約15,400世帯が居住している。商圏内の平均世帯数は1.8人(東京都23区平均2.0人)で単身世帯と2人世帯の合計が78%を占める地域。また、年齢別構成比では、20~30歳代が35%(同32%)、60歳代以降が29%(同27%)と両世代が比較的高い地域。同店舗の特徴について、サービス面では買物金額に応じてポイントがたまる「マルエツポイントカード」を発行し、お買上げ商品を自宅に届ける「らくらくクマさん宅配便」を取り入れた。また、飲料や調理水としても利用できる「水の自動販売機」を設置した。同店は全ての消費者に安心してお買物を出来るように全従業員が、杖や車椅子を使用して歩くなどの擬似体験を行い、来店される消費者の気持ちを学ぶことで、やさしい店づくりをすすめてきた。食品売り場について、青果では除草剤・土壌消毒の使用を抑制し、有機堆肥で栽培した同社オリジナルの「土壌自慢」(有機&特別栽培農産物)を品揃えし、おいしく安心・安全な商品を拡充した。鮮魚では、築地市場直送の生魚を種類豊富に取り揃え、消費者の要望にあわせた調理加工サービスや切身魚の品揃えを拡充し、簡便性ニーズに応える。精肉では、同社オリジナルの「優夢牛」をはじめ山形県産「米の娘(こ)ぶた」や宮城県産「みちのく森林鶏」など、おいしく良質な商品を取り揃えた。惣菜では、小世帯や簡便性ニーズに応えた、少量目のお惣菜や日替わりの弁当などを品揃えし、昼食・夕食時にあわせて揚げたての天ぷら・フライや焼魚・煮魚などを提供する。インストアベーカリーでは、店内で焼き上げたイギリスパンやバゲットなど食事用パンのほか、調理パンやドーナツを取り揃えた。日用雑貨では普段の生活に必要な日用品や家庭用品の品揃えを拡充、中でも、単身者や小世帯ニーズに対応し、電子レンジで簡単に調理ができる簡単調理用品を品揃した。