日本冷凍食品協会「冷凍食品の利用状況実態調査」

      2016/06/14  

日本冷凍食品協会(伊藤雅俊会長)は2月27日~2月28日にかけて冷凍食品の利用者を対象に「冷凍食品の利用状況実態調査」を実施した。冷凍食品を利用する頻度は、約8割(77,1%)の人が月1回以上。平均1,9回/週で前年より微増。冷凍食品の購入場所は男女ともスーパーが最も多いもののドラッグストアが年々増加。(女性:2013年8,4%→2016年14,6%、男性:2013年7,4%→2016年17,4%)。冷凍食品の魅力は「買い置き」「手間の省略」「時間の短縮」が男女ともトップ3。冷凍食品にひと手間加えて活用する女性は半数強。アレンジ方法は具を加えるが7割、冷凍食品に感じる魅力は男女とも「買い置きができる」、「調理の手間が省ける」、「時間が短縮できる」がトップ3、年齢が高いほど「買い置き」を支持。冷凍食品をひと手間加えて食べることがある女性は半数強(51,8%)。特に、65歳以上の女性は7割(70,4%)。ひと手間は、「具を加える」が約7割(71,0%)。配偶者との家事の分担について、女性は料理を「自分がほとんど担当」(83,5%)と考えているのに対し、男性は「相手がほとんど担当」(55,0%)で意識に差がある。料理を効率的に行うためによく利用している加工食品は、「冷凍食品」が男女とも約6割、配偶者と同居する男女に家事分担について聞いたところ、女性の8割強(83,5%)は料理を「自分がほとんど担当」と考えているが、男性は「相手がほとんど担当」は5割強(55,0%)で、女性の方が主に担当しているという意識は共通していても、女性の方が、自分が多く負担していると認識。料理を効率的に行ったり料理の負担を軽くするためによく使っている加工食品は、「冷凍食品」が男女とも約6割(女性58,2%、男性59,7%)。※調査対象:冷凍食品を「月1回以上」利用している25歳以上の男女各625人。調査方法:インターネット調査。標本構成、スクリーニング調査:有効回収8492人、本調査:有効回収1250人。