国分グループ「中部地区食品卸トーカンと持株会社設立」

      執筆者:編集部

国分グループは11月8日、中部地区食品卸トーカンと共同持株会社セントラルフォレストグループ(株)を設立したと発表した。新会社は国分中部(株)と(株)トーカンの経営統合という形で進められる。代表取締役社長には永津嘉人氏(トーカン代表取締役社長)、代表取締役副社長に福井稔氏(国分中部代表取締役社長)が就任、統合により新会社の売上高は2917億7800万円(トーカン1467億2100万円、国分中央1450億5600万円)となる。株主構成は国分グループ38%、永津邦彦氏(トーカン取締役相談役)、7,5%、トーカン友東会(仕入先持株会)3,9%となり、名実ともに国分グループとなる。トーカンは1945年創業の名門地域卸で、外食産業、地域スーパーなどに販売力をもち、地域一番卸してして評価されている。一方、国分グループは酒類、食品卸として日本最大級の機能と販売力をもち、食品業界の中心的役割を担っている。今回の共同持株会社設立で、国分グループとトーカンの機能融合で、中部地区の勢力マップは大きく塗り替えられる。