<コンビニ創業戦記・別伝>「DCVS回想録」第44回

      2017/01/24  

  ≪エピローグ=『DCVS回想碌』最終章≫(その1)

 『DCVS回想録』も、ローソン親善大使の章を終えて、いよいよ最終章を迎える。

ダイエー・コンビニエンスから現ローソンに至る18年 間は、波乱に満ちていたが極めて充実しており、長いようで意外に短く感じられた期間であった。

この18年間は、私にとって55歳から72歳までに当たり、その間、代表取締役副社長、相談役兼・ローソン東富士ゲストハウス館長、常勤監査役を累任し、最後の2年間に特別顧問・ローソン親善大使をつとめたことになる。

最終章にあたり、次の四項を記しておきたいと思う。

一つは、「鈴木貞夫を囲む会」である。

私が常勤監査役を退任して特別顧問に就任したあと、ローソン本社有志の皆さんで、 「鈴木貞夫を囲む会」を開いていただいた。心から感謝している。

二つは、「サンチエーン同窓会」の発足である。

三つは、私が退社に際し感謝の挨拶をメールで申し上げたのに対して、全国の皆さんからたくさんのメッセージをいただいた。この機会に振り返ってみたい。

そして最後に、この18年間に私が関わったもろもろのことについて、年譜としてまとめておきたいと思うのである。

以上の四項について、少し詳説しよう。

1・<鈴木貞夫を囲む会>

2004年(平成16年)5月、株主総会で常勤監査役を退任して特別顧問に就任した機会に、「鈴木貞夫を囲む会」が企画された。

発起人は、伊藤広幸さん(現在、日本フランチャイズ協会・専務理事)を代表に 山崎勝彦さん、山川健次さん、関淳彦さんであった。

運営事務局を、長野広志、川添宣昌、高橋真希子、須原多鶴子、宮崎佳子の皆さんが勤めてくれた。

開催日は、2004年(平成16年)6月4日、場所はアジュール竹芝。

   <案内状> 

参加して頂いた皆さんのお名前は次の通りである。

以下に、アイウエオ順にご紹介しておきたい。敬称を略させていただく。

『東京本社】から、浅見裕二、東博史、安楽広樹、伊藤義人、井上あゆみ、伊能美佐子、牛嶋敏則、太田悟、河合克己、木下久和、児島正明、郷内正勝、佐藤達、佐藤裕康、塩原今朝雄、島田正博、清水達平、鈴木治郎、鈴木陽介、関淳彦、高山俊夫、滝敏弘、津村正樹、出口幸野之進、遠目塚伸夫、利根川英夫、南雲和義、野網俊也、昇義範、橋本俊夫、深田裕康、藤田周三、保坂嘉久、細谷憲一、前田淳、松元貞二、松尾好将、森本憲治、水野利信、宮下正博、山川健次、山崎勝彦、吉村健一、渡辺健治、渡辺昌彦、

『関東支社』から、秋島範男、安達勉、植木栄一、太田勝康、角田高一、葛西徹、梶山吉志朗、加藤俊二、釜形徹生、加納良朗、川崎秀昭、神谷宏道、菊池静子、北公俊、久保村豊、小松隆志、斎藤哲夫、佐藤政道、重松敬造、曽根原政晴、田原房雄、只木正文、鳥谷部勤、農本利樹、長谷川孝司、広金保彦、平田正文、藤原辰徳、山口義彦、山下隆志、山田忠良、米山忠、渡辺忠直、

『中部支社』から、浅野学、大屋裕、坂本龍三、瀬出井登、

『東北支社」から、清田滋、

『加盟店オーナー』は、穐山正敏、異儀田信介、石川哲哉、井上道臣、今井裕康、磐前文雄、大山裕久、川面省三郎夫妻、北村修、黒田清、合谷木賢、佐々木善広、鈴木義貞夫妻、瀬田稔、寺崎好文、西村清夫妻、服部浩、丸山勝由、大本博清、吉田孝、余田利通。

「元サンチエーン社員OB」は、阿部教一、飯田新、磯野勇、内川昭比古、生越直人、織茂竹弘、恩田嘉夫、椛木和夫、川上邦彦、川口章子、北原和尚、権田ヨウ子、斎藤直樹、斎藤ゆき、斎藤功一、坂本洋二、相馬和江、鈴木清瀬、宋幸人、中沢民子、中村政彦、新野博基、藤本秀夫、舟木由亘など総勢130名の皆さんであった。

この他に、松岡康雄、前田淳、森川弘文さんから、所用で出席出来ない旨の伝言を頂いた。   

本部社員やオーナーさん、社員OBたちも多く出席してくれた。

サンチエーン出身者が出席者の過半であり、サンチエーン創業以来、30年間のコンビニ人生で苦楽を共にし、強い絆を深めてきた、同志たちであった。   

<参加のみなさんとの記念写真>

多くの皆さんが、それぞれに温かいスピーチを語り、会場は笑顔と歓声で、盛り上がる事になった。

私は、会合を終えるに当たり、次のような感謝の言葉を述べた。

【 本日、私の現役引退に伴い、このような身に余る会合を開いて頂いた発起人及び事務局の皆さんに、心から「有難う」を申し上げます。

そして、ご参加下さった皆様に対し,三つの感謝を捧げたい。

第一は、皆さん方との運命的出会いに感謝したいということです。

先ずは、サンチエーン出身のオーナーの皆さん。

皆さんは、この会社の土台と骨組みを、血と汗と涙で共に築いて下さった、私にとって、最も大切な同志であり、現在の全国8000店の加盟店の中核であり、精鋭であり、模範であり、誇りであります。

そして、元サンチエーンマンの皆さん、現ローソンマンの皆さん、

皆さんは、企業建設の仲間であり、同志であり、無手勝流、素手と裸で船出して、死力を尽くして未開の荒野を切り開いてきた、歴史開拓の戦友です。

皆さんとの、さまざまな出会い、あの出会い、この出会い、想いはつきませんが、皆さんとの出会いのおかげで今日があります。

第二に、私の流通人生に於いて、コンビニ事業に出会えたことに感謝したいということです。

私の流通人生50年は、、百貨店に10年、外食に10年、そして、コンビニ人生30年に大別出来ますが、この国におけるコンビニ業態の萌芽期に遭遇し得たことは、まさに私にとって運命とも云うべき出来ごとでした。

おかげで、百貨店、外食産業の経験を、共に無駄なく、全てを活かし切ることができました。

更にその上に、皆さんとの出会いが重なる事になるのです。

第三に、これから始まる明日への出会いに感謝したいということです。

私は70歳・古希を迎え、これから「特別顧問・ローソン親善大使」を勤めることになりますが、次の3つの夢に挑戦したいと思います。

1つは、ローソン親善大使として、「ローソン・ファミリーの一体感」を高め、お店と現場を元気にする役割を果たしたい。

「日本一チエ―ン、世界一チエ―ンの夢」の実現は、一店一店を元気にすることにかかっています。

そのために、全国を行脚して、「ローソン商人魂の布教」に全力を注ぎます。

 2つは、コンビニ創業戦記として、「サンチエーン・ローソンの歴史」を、この企業の魂として、永遠に残しておきたいということです。

歴史を大切にする処に、企業の永続的発展の見えざる源泉があると確信しています。

3つは、ゴルフのエイジシュートに挑戦し続けたいということです。

夢を追い続けることこそ、若さの秘訣だと思います。

 人生は有限ですが、夢見る力を忘れないで、人間的成長を目指したい。

これからは、さらに多面的に、よろしくお付き合い頂きたい、とお願いして本日の感謝の言葉といたします。 】

  2・<サンチエーン同窓会>  

私も現役の間は、「社内に派閥を作るように思われては」と、遠慮していたのだが、「現役を引退したから、もうそろそろよかろう」と、関東、東海、関西、九州で、それぞれの同窓会を組織し 開催したのである。

 サンチェーン同窓会は、2004年(平成16年)11月、私が発起人代表となり、別紙のような会則を定めて発足した。  

 <サンチエーン同窓会案内文> <サンチェーン同窓会会則>

開催日順に記述すると、

「 九州サンチエーン会」が、2004年(平成18年)11月6日、博多駅前・木曽路で、32名参加。  

 参加者は、井出誠一、井野  、浦洋之祐、江口和幸、大賀良弘、神埼茂次、久保山徹、近藤稔信、牛頭謙次、坂本由夫、作永次男、佐藤偵治郎、鈴木貞夫、瀬戸崎茂、田中邦彦、中村男、中道  、野上彰、橋本勝美、福野秀明、古高広明、松浦利丞、三十尻俊一、溝田博、元盛貞敏、の皆さん。

 

<参加者写真>

「関東サンチエーン会」が、2004年(平成18年)11月27日、大崎フェスタ・ガーデンで、105名参加、大盛会であった。

この時、鈴木清瀬さんと川面省三郎さんの二人が、私のためにわざわざ「大漁旗」を作って、贈ってくれたことは感激の至りであった。

以来、毎年秋に欠かさず、この同窓会を開催しているが、私は必ずこの大漁旗を持参して会場に飾ることにしている

第1回・当日の参加者は、穐山正敏、浅野学、安達勉、阿部恭一、安保登美子、五十嵐清明、異議田信介、石川栄子、石川哲哉、石田正春、石橋和典、磯野勇、磯辺賢太、伊藤広幸、井上道臣、磐崎文雄、岩崎明、植田和秀、宇佐美節子、内川昭比古、大久保和子、大貫公子、大野好夫、大野みち子、大森幹夫、大山裕久、生越直人、織茂竹弘、恩田嘉夫、葛西徹、川口章子、川添宣昌、菊池静子、北原和尚、来山安子、衣川秋夫、清田滋、工藤敏彦、久保田豊、黒田清、合八木賢、小林政広、権田ヨウ子、斎藤哲夫、斎藤直樹、斎藤由紀、坂下正人、坂本洋二、佐々木善広、佐藤清親、佐藤稔、重松敬造、須賀一義、杉山進、鈴木貞夫、鈴木清瀬、鈴木富雄、鈴木義貞、鈴木孝子、鈴木治郎、須原多鶴子、瀬田稔、高橋真行、高山俊夫、田中利信、田原房雄、露崎善弘、徳丸育夫、鳥海信弘、長野広志、中村政彦、並木謙、新野博基、根 祐紀男、野村百合子、芳賀敬也、服部浩、馬場章子、早坂隆、原賢二、平出英雄、平田正文、深沢良子、藤井恒雄、藤尾敦、渕上幸成、舟木自旦、丸山勝由、水野利信、峰晴志保、宮崎佳子、元川寿明、元川康子、山本功、山本博清、湯浅克子、吉高純子、余田利通、マ田辺知恵子、渡辺博則の皆さん。  

<参加者写真>

関東サンチエーン会は、第1回に引き続き、次の通り毎年開催されている。

<月日>                           < 場所>       < 参加者>

第 2回・2005年(平成17年)11月26日 (於・大崎ゲートシテイ)         60名

第 3回・2006年(平成18年)10月20日 (於・御徒町吉池池田屋)       49名

第 4回・2007年(平成19年)11月23日 (於・御徒町吉池池田屋)       37名

第 5回・2008年(平成20年)11月21日 (於・御徒町吉池池田屋)       39名

参加者は、浅野学、飯田新、五十嵐清明、石川栄子、伊東友育、伊東広幸、井上道臣、

今井裕康、内川昭比古、大森幹夫、恩田嘉夫、生越直人・栄夫妻、川口章子、川添宜昌、

権田ヨウ子、斎藤功一、坂本由夫、坂本竜三、鈴木昭夫、鈴木貞夫、瀬出井登、

田原房雄、遠目塚伸夫、鳥海信弘、中岡久子、中村政彦、中瀬瑞江、長野広志、

野網俊也、萩原康三、原賢二、藤本秀夫、舟木由宜、守田俊彦、湯浅克子、

余田利通、吉田博通、綿谷幸司の皆さん。

 

第 6回・2009年(平成21年)11月18日 (於・御徒町吉池池田屋)       40名

 

第 7回・2010年(平成22年)11月12日 (於・御徒町吉池池田屋)       31名

第 8回・2011年(平成23年)11月21日 (於・御徒町吉池池田屋)       40名

第 9回・2012年(平成24年)11月19日 (於・八重洲築地市場店)       28名

第10回・2013年(平成25年)11月 8日 (於・御徒町竹取御殿)        33名

<写真>

第11回・2014年(平成26年)11月7日 (於・御徒町吉池池田屋)      27名

参加者は、浅野学、磯野勇、伊藤友育、伊藤広幸、内川昭比古、上野宏昭、

生越直人・栄夫妻、織茂竹弘、恩田嘉夫、川添宜昌、黒田清、斎藤直樹、佐藤清親、

清水順市、白鳥則夫、鈴木清瀬、鈴木貞夫、曽根原政晴、鳥海信弘、中岡久子、

原賢二、藤本秀夫、舟木由亘、松本健次郎、湯浅克子の皆さん。

 

               (写真)

「サンチエーン商品部会」が、2005年(平成17年)2月27日、ウインベル本郷にて14名参加。

参加者は、磯野勇、内川昭比古、大久保和子、大貫公子、椛木和夫、川口章子、権田ヨウ子、鈴木貞夫、遠目塚伸夫、徳丸育夫、中村政彦、水野利信、穂戸田由美の皆さん。

<参加者写真>

「東海サンチエーン会」が、2005年(平成17年)7月2日、名鉄グランドホテルにて、21名参加。

参加者は 、浅野学、荒川右司、今井正春、梅津紀之、大屋裕、草川千津、栗田英満、酒井秋久、坂上登、坂本龍三、鈴木貞夫、瀬出井登、高橋公雄、鶴巣和美、西川博夫妻、平井源三、二井則行、山田信之、横川隆彦、の皆さん。

 

<参加者写真>

「関西サンチエーン会」が、2005年(平成17年)9月3日、江坂第2サニーストーンにて、25名参加。

 参加者は、荒網要、井内豊徳、岩村翰、梅原馨、及川健史、川内三生、北村正仁、北村正信、木村和資、小島弘安、渋谷清明、杉山寿利、鈴木貞夫、徳義雄、中井一、中村整、野口和彦、橋本俊明、平田久男、松島正樹、南君太郎、森岡武弘、山田孝男、山本隆一、渡利博、の皆さん。

<参加者写真>

関西サンチエーンは、翌年第2回を開催した。

第2回・2006年(平成18年)7月12日 (於・        )           21名

参加者は、梅原馨、浦川進、川野正弘、川村三生、北村正信、久保田章裕、小島弘安、坂本哲朗、渋谷清明、杉山寿利、鈴木貞夫、徳義雄、成田英隆、服部和生、福谷久行、古田広幸、本多正之、南君太郎、山田孝男、渡利博の皆さん。

「長崎サンチェーン会 」が、2005年(平成17年)12月14日、長崎京華園で開催。

参加者は、浦洋之祐、牛頭謙次、作永次男、佐藤禎治郎、鈴木貞夫、中村富男、福野秀明、古高広昭、松浦利承、吉岡博昭のみなさん、奥さん同伴を含めて17名。

<記念写真>

「福岡サンチエーン会」を2005年(平成17年)12月16日、博多で開催。

「SCゴルフ会=(サンチェーンゴルフ会)」は、2006年(平成18年)3月20日、第1回開催して以来、毎月一回を例会として、今日まで脈々と続いている。

 今年2014年(平成24年)6月で、めでたく第100回を迎えることになる。

この間5回ほどは、台風や、大雪などで中止になっているが、その時以外は、暑かろうと寒かろうと、参加の人数には多少の波はあったが、盛会が続いているのは、幹事の尽力のたまものである。

初代幹事は、発起人の椛木和夫さんが、この会の運営を軌道に乗せてくれた。

現在は、舟木由旦さんが二代目幹事、非常に入念に企画を練り、誠実に取り組んて頂き、メンバー 一同、感謝に堪えない次第である。

 私も傘寿を迎えて、いつまで皆さんに付いて行けるか分からないが、気力・体力が 続く限り、参加したいと思っている

 <SCゴルフ会月例会案内状>

 

<第49回・58回・62回・64回・72回・74回・86回・88回の写真>

<各回の優勝者リスト>

 

  

<第100回記念前夜祭・参加メンバー・優勝杯授与>

(バツクナンバーは「鈴木貞夫プロフィール及び目次と索引」を検索)

(b