テトラパック「バイオキャップをカゴメが国内初採用」

      執筆者:motoe

食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ヘンリック・ハウゴー)は、この度、植物由来素材を使用したバイオキャップが日本で初めて採用されたことを発表した。採用したのはカゴメ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:山口聡)で、同社は4月より順次、植物由来素材のドリームキャップ™26を「カゴメ野菜生活 100 Smoothie」各種をはじめとしたキャップ付き紙容器(テトラ・ プリズマ® アセプティック容器)飲料に導入してくという。 テトラパックは、2011年に業界初となる植物由来素材を使用したバイオキャップを導入。テトラパックのバイオキャップには、サトウキビ由来の再生可能な資源で出来た高密度ポリエチレン(HDPE)が使用されており、従来の化石資源由来のキャップと同じ外観と機能性を保持しながら、環境パフォーマンスの改善を実現している。飲料用紙容器に植物由来素材のキャップが採用されるのは、日本ではこれが初めてとなる。