サントリー「世界初 ボトルに糊が残らないシール」導入

      執筆者:motoe

サントリー食品インターナショナルは、フジシールと協働し、従来よりも手剥がし性を改善し、ボトルに糊が残らない、キャンペーンシールを世界で初めて開発した。これは、手剥がし時に万が一残った場合も、リサイクル工程での剥離性を向上させた、リサイクルに配慮したキャンペーンシールとなり、4月下旬製造のペプシスペシャルから導入を開始し、他製品にも順次導入していく予定という。同グループは、これまでReduce(使う量を減らす)、Recycle(再資源化して使う)、Bio(植物由来の資源を使う)を表す「2R+B」を掲げ、容器素材の軽量化、薄肉化を進め、国産最軽量のペットボトルの導入や国産最薄の商品ラベルを実用化、さらには、飲料用PETプリフォーム製造における「FtoPダイレクトリサイクル技術」の導入など様々な取組みを実施。また、「人と自然と響きあう」という企業理念ならびに理念に基づく「水と生きる」というステークホルダーとの約束の実現を目指し、グローバルにサステナビリティ経営を推進しており、2019年5月には「プラスチック基本方針」(https://www.suntory.co.jp/news/article/13473.html参照)を策定し、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用し、化石由来原料の新規使用をゼロにすることで、100%サステナブル化を目指していくとしている。