キユーピー×東京家政大学「タマゴのおいしさ研究所」

      執筆者:motoe

キユーピー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:長南収)は、東京家政大学(理事長:菅谷定彦、大学院に共同研究講座「キユーピー・東京家政大学 タマゴのおいしさ研究所」を4月1日付けで開設した。同社は、国内の鶏卵生産量の約1割を取り扱う食品メーカーとして、かねてより卵に関する研究に取り組んできた。また、同共同研究講座の代表、峯木眞知子特命教授は「調理に及ぼす卵の働き」について、長年にわたり研究を続け、「タマゴ科学研究会」の理事としても、卵の魅力・おいしさについての普及・発信に取り組まれており、同社とも、「卵」をテーマに多くの研究を連携・協働して進めている。同共同研究講座では、「卵のおいしさの解明」を主要なテーマとして、基礎的な研究を行い、その成果を子どもから高齢者まで分かりやすく伝えていきたいとしている。卵は身近な食品にも関わらず、その栄養や機能性などの知識・おいしさのメカニズムは正しく理解されておらず、また、卵の研究者も少ないことから、同共同研究講座では、それらの啓発・普及活動とともに、研究者の育成も図っていくという。【概要】■講座名:キユーピー・東京家政大学 タマゴのおいしさ研究所■設置場所:東京家政大学大学院 人間生活学総合研究科■設置期間:2021年4月1日から2024年3月31日(3年間)■研究体制:特命教授 峯木眞知子(前東京家政大学栄養学科教授、前同学副学長)/特任講師 小泉昌子(前東京家政大学栄養学科期限付助教)/共同研究員 設樂弘之(キユーピー上席研究員)■テーマ例:卵黄の色が卵料理のおいしさに与える効果、ゆで卵のむきやすさに関する研、卵のおいしさに影響するコク・風味と成分の関係、濃厚卵白と水様卵白の構造の違いが及ぼす物性への影響