オイシックス「保育園給食向けミールキット」事業開始
執筆者:motoe
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島宏平)は、保育園給食向けの業務用ミールキット事業を本年6月1日から開始する。同事業は、シリーズ累計出荷数が1億食を突破した家庭向けのミールキット「Kit Oisix」で培った開発のノウハウや、保育園への食材卸事業「すくすくOisix」の知見、取引のある約700園の保育園ネットワークを活用し、保育園給食でミールキットを利用してもらうことで調理負担を軽減し、保育園の人手不足の解消や、園児の偏食の改善、食育支援活動を推進していくというもの。同社が展開する「Oisix」で販売する、必要量の食材とレシピがセットになったミールキット「Kit Oisix」では、献立を考える必要がないことや、調理時間の削減などが評価され、シリーズ累計出荷数は1億食を突破。また、子どもにKit Oisixのメニューを試食してもらう審査会「コドモニター」などの取組みを通じ、子ども向けのメニュー開発のノウハウも有している。また、2015年から開始している保育園への食材卸事業「すくすくOisix」は、保育園給食の食材購入や調理にかかる業務負荷軽減などの課題解決につながるサービスとして成長。一方、保育園では慢性的な人手不足により、給食調理の業務に課題があり、園児・保護者の課題として、偏食への悩みがあることも把握できたことから、保育園給食向けに業務用ミールキットを展開することで、保育園の人手不足の解消、さらには園児・保護者の抱える偏食の改善や食育支援などの価値を提供できると考え、事業展開に踏み切ったもの。【保育園給食向け、業務用ミールキット商品情報】■内容:1セット(幼児10食分) ■価格:税抜き 3,150円(税込、3,465円) ■特徴:給食の献立をそのままミールキット化した商品となり、Oisixの商品取扱基準を満たした食材を使用し、調理時間は2名以上の調理員配置が必要な施設で2〜2.5時間/日(調理員約1名分)削減できることを目安にレシピが作られている。14〜16種類(1ヶ月)のメニューを展開予定。(※削減時間は保育施設の定員によって異なる)。