キーコーヒー「コーヒー豆麻袋から循環資源混抄紙」開発
執筆者:motoe
キーコーヒー(本社:東京都港区、社長:柴田裕)は、持続可能な社会の実現を目指した取り組みの一環として、三井物産パッケージング(本社:東京都港区、社長:佐藤正二郎)、王子エフテックス(本社:東京都中央区、社長:大野直孝)と協働で、従来廃棄されていたコーヒー豆の麻袋(またい)を混合した循環資源混抄紙「MEGURISH(麻)」を開発し、業務用市場の「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」2アイテムの商品パッケージとして、世界で初めて採用した。「MEGURISH(麻)」は、同社の麻袋を、王子エフテックスの特殊な溶解釜「地球釜」でパルプ化し、紙の原料に配合して加工したもので、「MEGURISH(麻)」を、同社業務用商品の「レインフォレスト・アライアンス認証農園産コーヒー」2アイテムのパッケージフィルムの表基材に採用することで、従来商品と比べプラスチック使用量を約45%削減することが可能となるという。なお、現在は2アイテムでの採用だが、今後は業務用市場の商品11アイテムの商品パッケージにも順次展開していき、年間約6トンのプラスチック使用量削減を見込んでいる。