ワタミ「ワタミの宅食で食事療法に本格参入」

      執筆者:motoe

ワタミ(本社:東京都大田区)は、糖尿病や高血圧などの食事管理が必要な方へ向けた調理済み宅配弁当「ワタミdeおいしい健康」を、おいしい健康(本社:東京都中央区)と共同で開発し、12月2日より本格販売をスタートする。ワタミは、食事宅配サービス「ワタミの宅食」を運営しており、毎日23万食の調理済み宅配弁当を製造・配達、一方、おいしい健康は、糖尿病や高血圧など80種類以上の疾患に対し、アプリを通して献立提案を行っており、新商品「ワタミdeおいしい健康」は、ワタミの「商品開発・献立設計・製造の知見」と、おいしい健康の「医学的知見を活かしたレシピ開発」を活用して開発されたもの。継続的な食事管理を続けるには、食事が「おいしい」ことが大切なポイントとなることから、「食事療法=おいしくない」のイメージを払拭し、継続して利用してもらうため、今回の商品は、「糖尿病診療ガイドライン」を考慮した栄養価「おいしさ」の両立にこだわって開発がなされたという。献立は日替わりで、130万人が利用する「おいしい健康」アプリで人気の高いメニューを採用し、管理栄養士が設計。毎日23万食以上を作り続けるワタミの自社工場で製造し、「ワタミの宅食」の担当スタッフが、毎日、冷蔵にて配達される。なお、食事管理に対応した商品は、「ワタミの宅食」としては初となり、これを機に食事療法に本格参入し、糖尿病などで継続的な食事管理が必要な方をはじめ、健康診断の数値が気になる方など、健康志向の高い方に対し、バランスのとれた食事を提供していくとしている。「ワタミdeおいしい健康」公式ホームページ:https://www.watami-takushoku.co.jp/category/oiken