95回「情報交流と勉強会」牛たんたん之助講演

      執筆者:編集部

第95回「情報交流と勉強会」が9月9日、小石川後楽園「涵徳亭」で開催され、牛たん専門店「たん之助」プロジェクト統括マネージャー永田幾美氏、江戸東京ソバリエ協会ほしひかる氏の講演が行われた。同会は食品業界の発展、向上を目指した食品業界のマッチングセミナーで、今年で15年目を迎える。会場には製販三層のトップが集まり講演の後は参加者による意見交換が行われた。講演した永田氏は「牛タンに惚れて牛たん人間になってしまった」と心の中を打ち明けたが、一方でたん之助躍進のノウハウについても熱意ある弁舌で応えていた。たん之助プロジェクトは2025年にスタート、肉匠の牛たんたん之助ヨドバシAkiba店を契機に今年、牛たん酒場たん之助豊洲店オープンまでの歩みについて次のように語っていた。「牛タンといえば仙台ですが、これからは牛タンといえばたん之助と呼ばれるようにするのが私の夢」、接客を第一にお客様の立場にたち考え行動しています、と語った。同店の牛たんについてはアメリカ産のたんを使用、1本1本大きさも形も違う、肉質も個性があるので美味しさを第一に考えて手切りにしています、などきめ細かに説明していた。参加者からも鋭い質問が出ていたが丁寧に答えていた。ほしひかる氏はモンゴル国からの招待を受け、7月中旬に出発、10日間の滞在内容について語った。同氏はモンゴルはじめ中国、韓国などに招待され日本蕎麦の啓蒙に忙しい日々を送っている。https://fv1.jp/food_union/