三幸製菓「自然冷媒設備」荒川工場に導入

      執筆者:shirai

三幸製菓は荒川工場のもち生地冷却用冷蔵機器など主要設備を更新し、環境負荷の低い自然冷媒を使用した冷凍冷蔵設備を導入した。今回の取り組みは令和7年度コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業に申請し、先進的中小企業枠として採択されたもので、2026年2月20日に事業を完了した。自然冷媒機器は従来のフロン系冷媒と比べてオゾン層破壊係数がゼロで地球温暖化への影響も大幅に低減できる技術で、自然界に存在する物質を冷媒として使用する点が特徴。今回の設備更新により温室効果ガス排出量は従来比で約40%削減される見込みで、電力使用量の削減も期待されている。これにより荒川工場の主要冷蔵機器はすべて自然冷媒設備へ移行した。同社は今後、新規導入する主要冷蔵機器の100%自然冷媒化を方針とし、環境負荷低減と持続可能な生産体制の構築を進める。また同社はサステナブル経営計画で温室効果ガス排出量削減を重要課題に掲げ、2030年までに2019年比で30%削減を目標としている。近年は荒川工場へのガスタービンコージェネレーションシステム導入、新発田第5工場での再生可能エネルギー100%電力導入、新発田工場での太陽光発電開始など環境対策を進めている。