日本製粉「中国とタイで充実した供給体制」構築
2019/02/08 執筆者:motoe
日本製粉(代表取締役社長: 近藤雅之 本店:東京都千代田区)は、かねてより建設を進めきた「上海金山日粉食品有限公司」(以下、金山日粉)のプレミックス工場が完成、稼働を開始。また、NIPPN(Thailand)Co.,Ltd」(以下、NPT社)のプレミックス生産能力も増強した。今回、既存の上海日粉食品有限公司に加え、新たに金山日粉のプレミックス工場(年間8,400トン)を建設したことにより中国においては約230%、またタイ国NPT社については40%(年間8,000トン)の生産能力を増強。中国、タイ国およびASEAN地域におけるプレミックス製品の需要は年々高まっており、当社グループでは旺盛な需要状況に対応し、両国の販売会社である「上海日粉総合貿易有限公司」、「Nippon Flour Mills(Thailand)Ltd.」とともに、高品質なプレミックスを安定的に提供し続けていくという。さらに、今回のプレミックスの生産能力増強に続き、NPT社においては、冷凍食品工場の建設を検討しており、生産体制の一層の充実を図ることにより、タイ国における事業展開を拡張させていく意向だ。また、当社グループでは、他の海外事業についても引き続き強化を図り、海外における更なる業容拡大を進めてまいります。【今回の生産能力増強概要】
■上海金山日粉食品有限公司(年間生産能力:8,400トン、稼働時期 : 2018年10月、総工費 : 約17億円)■NIPPN(Thailand)Co.,Ltd(増強内容 : 年間生産能力8,000トン増強(増強後28,000トン・倉庫新設・工場事務所増設、稼働時期 : 2018年10月、総工費 : 約4億円)